2012-06-29

「データ消失」に想う

今週は「クラウド」への信頼が揺らいだ一週間だった。
レンタルサーバ会社で「データ消失事故」が発生し、5000社以上の顧客企業のデータが復旧不可能な状態になったのだ。事故原因は人為的なミスだ。

「レンタルサーバは『クラウド』に属さない」と言う表現で、風評被害を逃れようとするクラウドサービス会社も居る。確かに「レンタルサーバ」は、同一資源共有(マルチテナンシー)の特性が無く、クラウドの3要素(IaaS/PaaS/SaaS)のいずれにも属さない。しかし、「コンピュータを借りている企業ユーザ」にとっては『些末な違い』でしかない。我々クラウドサービス会社は、この『失敗』を自分のコトと認知すべきだ。

現実、クラウドサービス会社も、顧客データを「消す事」ができる。

すなわち、顧客データを「読む事」や「書き込む事」は排除しやすいが、「消す事」は比較的容易にできてしまう。実際、顧客との契約期間が終了すれば消す。むしろ消さなければならない。「フェールセーフ機構の高度化」に進歩の余地はあるが、人間判断や人間操作をゼロにはできない。 Questetra においても、顧客企業との契約が終了した際には、その契約終了を「人間」が判断し、退避領域に保存後一定期間をおいて完全に消去される。

最終的には「人間」だ。

かれこれ10年近くクラウドサービス事業を行ってきた。
幸いにして「取り返しのつかない事故」にあった事がない。消失リスクは数億分の1とも言える高耐久性のストレージにバックアップもある。「クラッシュに伴うロールバック」によるデータ欠損を除いて、事故は起きないとも考えている。

しかし、、、
やはり、最終的には「人間」だ、、、、と改めてそう考えた一週間だった。



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