2012-08-22

伊坂幸太郎に学ぶ BPM !


こんにちわ!クエステトラの矢作です。

僕は作家の伊坂幸太郎(Wikipedia)が好きで、ときどき彼の小説を読みます。

先日、電子書籍の eBookJapan で「モダンタイムス」が販売されていたのを見つけて衝動的に買いました。

今から100年後の情報管理が徹底された世界が描かれていて、伊坂幸太郎らしく常識に縛られない自由かつ大胆な発想と、テンポの良い展開が楽しい作品です。

その中で次のような件(くだり)があります。

たくさんの製品を製造して、管理機構を作って、最大限の効率化をはかる。技術力、システム化が進む。

すると、だ。


分業化が進んで、一人の人間は今、目の前にあるその作業をこなすだけになる。当然、作業工程全部を見渡すことはできない。そうなるとどうなるか分かるか。人はただの部品だ。


こんな件(くだり)もあります。

自分たちのはめ込まれているシステムが複雑化して、さらにその効果が巨大になると、人からは全体を想像する力が見事に消える。

仮にその、『巨大に なった効果』が酷いことだとしよう。数百万の人間をガス室で殺すような行為だとしよう。


その場合、細分化された仕事を任された人間から消えるのは『良心』だ。


特に後者の文章は特殊すぎる(ナチスのユダヤ人迫害に関わったドイツ人に関することを言っている)としても、自分が関わる業務の先に何があるのかがわからなくなること、それを想像することをやめてしまうことは、結構あることだな〜と感じました。

そして、システムの一部として、部品のように目の前の作業をこなすだけになる、ということは、残念ながら実際に世界中のあちこちで起きていることではないかと思います。僕も社会人になってすぐに入社した会社ではそんな感じだったような気がしています。

伊坂幸太郎の本を読んで BPM のことを考える、というのもなんだか変な気がしますが、これらの文章を読んで、やはり BPM って大事な考えだな、と改めて思ったのです。

BPM(Business Process Management) は「業務の全体像」「業務の遂行状況」を可視化しようとする考えです。BPM のこのような考えが、部品化された人を解放することに役立つのではないかと思うのです。

BPM では、まず「成果物」が何なのかをはっきりさせるところから始めます。

その後、誰が、何を、どんな順番で進めていくのかを決めます。

これを業務の流れ図(業務プロセス図)に落し込み、実際に業務に携わるときには、どの人も業務の流れ図(業務プロセス図)を意識しながら進めていくことになります。

  • 自分の業務は、誰のどのような業務の成果を引き継いでいるの?
  • 自分の業務の成果は、誰のどのような業務に引き継がれるの?
  • 自分の業務の成果が、この業務全体の成果物にどのようにつながるの?

BPM は働く人ひとりひとりが、このようなことを考えながら業務に取り組むことができる、とても重要な考え方なのです。

結果、働く人は幸せになる...

ちょっと強引かも!?^^;;

今回はここまで!

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